歯科衛生士は、多くの患者さんと接する機会がある職業です。
その為、様々な知識が必要であるだけでなく、コミュニケーションをいかに円滑に行えるかが重要になるのではないでしょうか。
今回は、「信頼される歯科衛生士」のポイントについて紹介していきます。

今まで、自分が話をしている最中に相手から話をさえぎられ、不快に感じた経験はありませんか？
相手から信頼を得るためには、まず話を最後まで聞くことが大切です。
それは歯科の現場でも同じです。
まずは患者さんがどういった理由で来院されたのか、しっかりと主訴を聞き取るようにしましょう。

患者さんが歯科衛生士を評価する指標として、「説明力」があるのではないでしょうか。
患者さんにとってわかりやすい説明ができるようにするためには、その患者さんがどういう人かを理解する必要があります。
性別、年齢、性格、健康状態、精神状態、そして一人一人の患者さんの理解度に合わせて説明することが大切です。

そしてなによりも、対応時の態度が重要になります。
患者さんは治療に対して不安を抱いています。
そういった状況で、笑顔もなく、淡々と対応されたらどう思うでしょうか？
信頼できると判断することは難しいのではないでしょうか？
患者さんは治療される際の状況をよく見ています。
だからこそ、私利私欲をまじえず、真心をもって患者さんに接しましょう。

また、表情は良い印象つげをする上で重要な役割を果たしています。
患者さんの不安を少しでも解消するために、明るい笑顔で接するよう心がけましょう。

今回は信頼される歯科衛生士について取り上げました。
上記については、歯科衛生士に限らず、他のシーンでも同様のことが言えるのではないでしょうか。

「人から信頼される」のは、簡単なことではありません。ですが、一貫性を持って続けていれば、信用されるようになります。

多くの人から信頼される歯科衛生士にになるために、日々心掛けていきましょう。